いまさら聞けない相続税の仕組み

いまさら聞けない相続税の仕組み

相続対策の専門家が相続問題をさまざまな面から、分かりやすく解説する相続知恵袋です。なかなか人には聞けない相続問題。あなたにとって目からウロコが落ちる回答がきっとあります。毎月発信しておりますので、ぜひご覧ください。

銀行へのリスケジュールの交渉の仕方!!!

会社がリスケジュールを行う場合において

 

■1.銀行間での不公平がないようにする
銀行にリスケジュールを申込むと、
銀行は、「メインさんは、どうお考えですか?」、「他行の返済はどうしますか。」と聞いてきます。

 

それは、メイン銀行を含め、他の銀行でも同様にリスケジュールの交渉を行っていることが原則であり、その話がどこまで進んでいるかを見て、自分の銀行でリスケジュールをどうするか、決めます。

 

リスケジュール後の返済額を決める方法には、銀行ごとの融資額で比例して決める方法、保証協会保証付部分や担保で保全されている部分を除いた融資額で比例して決める方法、リスケジュール前の返済額から何%をカットするかで決める方法などあります。

 

■2.返済額を一気に抑える
私は、そもそもリスケジュールにおいては、返済額を0円近くまで抑えるべきであります。

 

なぜなら、中途半端なリスケジュールを行ってしまうと、リスケジュール後も返済ができなければ、もっと返済額を減額する交渉は行いにくくなるからです。

 

■全銀行でリスケジュールを交渉する方法
実際にリスケジュール交渉時、各銀行とどのように話していったらよいでしょうか。

 

1. 全銀行を集めてミーティングを開く方法
企業が全銀行を集めて、ミーティングを開きます。
メリットとしては、全銀行を集めるため、各銀行をまわる手間が省けること、
デメリットとしては、意見がまとまらない場合、混乱を招いてしまうことです。
デメリットを考えると、中小企業再生支援協議会に間に入ってもらって、全銀行のミーティングを開いてもらうのが、この方法をとるには現実的です。

 

2. メイン銀行に音頭をとってもらう方法
借入が一番多い銀行など、メイン銀行に、各銀行との調整をとってもらう方法があります。
しかし、他行に気を使う事や面倒な事を含め、現実的にメイン銀行は、各銀行との調整をとることはなかなか引き受けてくれません。

 

3. 会社が各銀行と個別に交渉していく方法
リスケジュール交渉において多くとられる方法が、この方法です。
企業としては手間がかかりますが、個別の銀行の状況を見て交渉ができること、リスケジュール交渉において不利になりかねない余計な情報が銀行間で共有されにくいこと、などがメリットとなります。

 

■他の銀行のリスケジュール交渉状況を聞かれたら
リスケジュール交渉においては、他の銀行の交渉状況は必ず聞かれます。
リスケジュール実現に向けて前向きに進んでいるということを伝え銀行に、はたしてリスケジュールは全銀行で成立するのかという疑念を抱かせないようにしたいものです。

 

リスケジュール交渉が円滑に進むには、全銀行の状況を踏まえた上で交渉を進めていくことが重要となります。

 

株式会社大成経営開発  岡村泰


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