いまさら聞けない相続税の仕組み

いまさら聞けない相続税の仕組み

相続対策の専門家が相続問題をさまざまな面から、分かりやすく解説する相続知恵袋です。なかなか人には聞けない相続問題。あなたにとって目からウロコが落ちる回答がきっとあります。毎月発信しておりますので、ぜひご覧ください。

「不動心」

事業承継のご相談が増えております。

 

2016年が過ぎようとしています。

 

今年を振り返れば、熊本地震の爪痕が大きく、今も屋根のブルーシートが多く見られます。まさか、自分が大きな地震を体験するとは思ってもいませんでした。当たり前だと思っていた生活が当たり前ではないと気づかされ、県内外のお客様からご心配いただくメッセージを頂いた事や物資や寄付を頂いた事に感謝が止まりません。

 

地震から1ヶ月が経ったとき、雑誌のページに「不動心」という記事を目にしました。

それから半年以上経った今も心に残っておりましたので、ご紹介させていただきます。

 

人間の「不動心」について、興味深い心理学実験が行われた。

一人は、最近、座禅の修業を始めたばかりの若者。もう一人は、永年、禅寺での修行を積んだ禅師。 その二人に、座禅中の脳波の測定実験を行ったのである。

 

最初、二人同時に、座禅による瞑想状態に入ってもらい、その脳波をそれぞれ測定したところ、二人の脳波は、いずれも整然とした波形を示し始めた。

 

そこで実験者は、二人を驚かせるために、突如、大きな音をたてたのである。すると、二人の脳波はいずれも、大きく乱れた波形を示した。

 

すなわち、永年の厳しい修行を積んだ禅師も、修行の入り口の若者と同様、その音によって心が乱れ決して「不動心」ではなかったのである。

 

しかし、実は、この実験、その後の二人の脳波が、大きく違った。

 

若者の脳波は、音が静まった後も、いつまでも乱れ続けたが、禅師の脳波は、すみやかに、もとの整然とした状態に戻ったのである。

 

この興味深い実験結果は、「不動心」の真の意味を教えてくれる。

 

「不動心」とは、

「決して乱れぬ心」のことではない。

「不動心」とは、 「乱れ続けぬ心」のこと。

 

すなわち、経営者やリーダーに求められる「不動心」とは、どのような危機が起こり、いかなる問題が生じても 「心が微動だにせぬ」という意味での「不動心」ではない。

 

生身の人間であるかぎり、一瞬、心が大きく揺らぐことがあってもよい、しばし、心が穏やかならぬ状況に陥ってもよい。その直後、心が戻っていくべき場所を知っていること。それが、経営者やリーダーには問われる。

 

優れた経営者やリーダーは、何があっても、すぐに「心の正位置」すなわち「平常心」や「静寂心」に戻ることができる。

 

経営者やリーダーに向けた記事でしたが、自分自身、予期せぬ事態が起きた時、冷静に判断できる心を持ちたいと思った事を思い出します。

 

今年も大変お世話になりました。

 

新年も皆様にとって良い年になりますように。

 

株式会社大成経営開発  岡村泰


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