確定申告も終わり、申告して還付があった人もいれば税金を払った人もいるでしょう。
税金は何で複雑なんでしょうか。税金に関する法律がややこしいんです。国税は所得税法、法人税法、消費税法……航空燃料税法なんてのまで種類別に法律があります。全く別々の法律が絡み合っているんですね。さらに、政策誘導的に特別な減税を目的として租税特別措置法という法律があります。住宅ローン減税なんてのもそうですね。
実は租税特別措置法は「特別」と言いながら、その他の税法全部並みにボリュームがある法律なのです。例外のルールの方が、基本ルールよりも複雑なのですよね。非常に解りにくく、いつも改正しているから、さらに解りにくい。
まとめると次の3要素が複雑に絡まっているのだと思います。
・税金の種類が多い
・税金ごとに制度設計が異なる
・例外規定がいっぱいある
どうでしょうか。解りにくい税金の世界をご紹介したつもりですが。
会社の経理担当者をちょっとは同情してやって下さい
(税理士は複雑じゃないと飯を食えないので、同情する必要はないと思います)
しかし、こんなものの積み重ねで国の歳入の基本設計って出来るのですね?
熊本事務所 太田でした。
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