今日は、幼保一体化にフォーカスしてみました。
主に主婦家庭が子供を預ける幼稚園と、共働きの家庭が預ける保育園がありますが、保育園に入りたいけど入れない、いわゆる待機児童が増加を続けています。
そこで、少子化の進行、育児サービスの多様化に伴って生じている幼稚園と保育所の抱える問題点を解決するべく、幼稚園と保育所の一元化を図ろうとする「幼保一体化」という政策が検討されているそうです。
幼稚園は文部科学省が管轄し、保育時間は1日平均4時間。
保育園は厚生労働省が管轄し、保育時間も、延長保育なども併せて、長く設定されています。
最近では「英語教育」など、個性的なカリキュラムを組む保育園も増えてきており、保護者の選択の幅も広がるとともに、保育園間、そして幼稚園と保育園の格差も現れています。
そんな中、政府は、質の高い保育の環境を整備するとして、幼稚園と保育園を統合、新たに「こども園」の設置を検討しているそうです。
しかし、保育する側は、幼稚園教員と保育士の資格の両方が必要になることや、保護者の認識にも違いがあり、幼保一体化の道筋は、まだはっきりと見えていないのが現状のようです。
預かってもらえないことで、働きたくても働けない状況が生まれているのも事実です。
幼児教育も将来の日本には、とても大事なことです。
どちらの問題も国としては大きなマイナスだと思います。
早く、道筋を示してもらいたいものです

統括室 上田でした。

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