今日は、ソフトエネルギー・パスという言葉にフォーカスしてみました。
ソフトエネルギー・パスとは、物理学者であり、環境保護運動家のA.ロビンスが1976年に提唱したエネルギー戦略で、原子力と石炭の増大を目指す従来の硬直的路線(ハードエネルギー・パス)に対し、効率の向上と自然エネルギーの利用を中心とする柔軟な戦略のことです。
1973年に世界を襲った石油危機により、エネルギー政策の大きな流れが原子力エネルギーの導入へと向っていきました。
このときに、原子力エネルギーへの依存政策ではく、エネルギーの利用効率向上、再生可能エネルギーの導入と組み合わせが、必要だと提唱していました。
まさしく、現在、直面している問題です。
いやがおうにも、地球レベルで低炭素化社会への移行を迫られている今こそ、ソフトエネルギー・パスという戦略が求められていると言えます。
このロビンソンとい物理学者は、30年以上も前にこの事を予測していたんですね。

統括室 上田でした。

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