今日は、「環境リバウンド」にフォーカスしてみました。
省エネやエコポイント制度を理由に車や家電製品を買い換えた方も多いと思います。
経済効果としては、それなりに効果があったと思いますが、以外にも二酸化炭素排出量の削減には、なっていないケースがあるそうです。
そのような省エネ型の家電製品に買い替えるなど、環境保全のためにとった行動が、意図した効果を得られないことを「環境リバウンド」と呼ぶそうです。
ダイエットにもリバウンドがあるように、省エネにもリバウンドがあるんですね。
たとえば、エコカーに買い替えてもエコカーだから大丈夫と、より長い距離を走ったり、車を利用する機会を増やしたりすると、期待していたほどの削減効果を得られません。
ほかにも、ブラウン管テレビを省エネ型テレビに買い替えても、同じ画面サイズなら省エネ効果が大きいですが、より大きな画面のテレビを選んでしまって省エネ効果が小さくなってしまう事や、エアコンの買い替えで、省エネタイプだからと安心して利用時間が長くなってしまったりと、意図したほどの効果がでるどころか、かえってエネルギー消費を増やしていることがあるそうです。
技術革新により、今後も省エネ技術は進化を続けることでしょう。
しかし、技術だけに頼るのではなく、私たち自身の考え方も見直す必要があるようです。

統括室 上田でした。

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