もう何年経つだろう?
はじめてバングラデッシュに行ってから?
多分7年前だろう。
あるバングラデッシュ人が、日本で稼いだお金で病院を経営していた。
ただ単純に凄い!と想いNPOを設立して寄付しただけの事である。
たしか1万円で20人、10万円で200人の診察が受けられると言う事だったので寄付をしただけなのである。
世界最貧国のひとつであるバングラデッシュ。
金持ちの家で生まれたら金持ちの人生で、道で生まれたら一生道での生活なのである。
富と幸が、完全二重社会構造なのである。
またベトナムでは、社員のお母さんが慈善活動を行っていた。
父母に捨てられた親がいない孤児院の社会活動である。
世界中で結構な生活をしている毘沙門天!
たまにはいい事をしなければ罰が当たると想って寄付をした。
するとその後、分けの分からない祭事へ招かれた。
よくよく聞くと孤児院へベトナム前大統領で、あの有名なドイモイ大統領が来るとの事。
ベトナムでドイモイ大統領とは、ホーチミン以来のすばらしい大統領として有名である。
毘沙門天もドイモイ政策のことは知っていたのでビックリです!
ベトナム戦争後、貧困の国民のために社会主義国にして開放政策を取り国民の生活安定向上をはかった大統領として有名です。
黒塗りの高級乗用車の前後を8台の白バイが、ガードを固めて大統領がやってきました。
その間道路と孤児院の中では、大統領の通路脇でベトナム国旗の旗振りでした。
毘沙門天も参加しましたが、複雑な心境と興奮を覚えました。
その上で式典が始まると大統領の前で挨拶までさせられました。
大した寄付の金額ではなかったのですが、現地の金額にしたら相当の金額だったみたいです。
おまけにドイモイ大統領との写真撮影にまで半ば強制的に参加させられました。
たまにはいい事もしておかなければいけないものだ!
その様な経緯で毘沙門天にNPOなのです!
(心安らかな毘沙門天より)
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