【2011年1月発行 ⁄ 株式会社熊本日日新聞社】
「熊日プレジデント倶楽部2011」にて大成経営コンサルティンググループが紹介されました。
内容は、会長インタビュー(異業種から介護事業への参入、大阪事務所開設、円高)などについてです。 ぜひ、ご覧下さい。
これまで大成グループを取り上げて頂いた各メディアの記事をご紹介いたします。
【2011年1月発行 ⁄ 株式会社熊本日日新聞社】
「熊日プレジデント倶楽部2011」にて大成経営コンサルティンググループが紹介されました。
内容は、会長インタビュー(異業種から介護事業への参入、大阪事務所開設、円高)などについてです。 ぜひ、ご覧下さい。
– 異業種から介護事業への参入が増えていると伺います。
介護事業がもたらす雇用の創出や地域活性化が期待されていることから、建設業など異業種からの新規参入が増えています。しかし介護事業のマネジメントのノウハウがない場合も多いようです。そこで、現在全国に300近い介護事業所を展開する「茶話本舗」と提携し、フランチャイズのお手伝いをさせていただいています。昨年、熊本市坪井にデイサービス事業所を開設したのを皮切りに、今月、熊本市楡木に、3月には保田窪に新事業所を設ける予定です。春までには県内に10施設前後のデイサービス事業所開設を見込んでいます。
– 大阪事務所を開設されたそうですね。
東京事務所を開設して7年。東京のお客さまも着実に増えてきました。この間、関西圏のお客さまからの引き合いもあり、また3月の九州新幹線全線開業も見据え、昨年10月、大阪事務所を開設しました。電車で1時間半以内を商圏と考えれば、首都圏と同様、関西・中部を含む3400万人の大商圏になります。今後は関東、関西の2大マーケットから、人、物、お金、情報を地元・熊本に還元することで、熊本の企業成長のお手伝いをしていきたいですね。そのためにも新幹線やインターネットなどの社会資本を最大限に活用する必要があります。
– 円高が続いていますが、地場企業の今後の活路は見いだせそうですか。
10世紀はヨーロッパ、20世紀はアメリカ、そして21世紀はアジアの時代といわれています。BRICs(ブリックス)や「ネクスト11」などの経済新興国がインフレ傾向にあるのに対し、先進国ではデフレ現象が続いており不安定な状態です。このような状態なので日本の円高傾向も当面続くでしょう。しかし円高は、必ずしもデメリットだけではありません。日本国内だけではなく、アジアをはじめ海外に出てみると20~30年後にどんな時代が来るのか、円高をどう生かすことができるかが見えてきます。時代が読めないからこそ、どうしてよいか分からず不安になるのです。自分がどういう時代に生まれ、どういう時代を生き、今後どういう時代が来るのか―。大局的な発想と動きをすることで見えてくるものがあります。21世紀は不確実性の時代、複雑性の時代、変化のスピードの時代ともいわれています。変化をいかに自分にとって有利な状況に取り込めるか、いかに変化を創っていくのかが、ビジネス成功の鍵になってくるのではないでしょうか。