今日は国税庁HPの統計よりのお話です。
国税庁HPの統計によると平成23年度の新規発生税金滞納額は6,073億900万円になるそうです、莫大な金額ですね。
このうち消費税の滞納額は3,220億3,200万円です。
これは全滞納額のうち53%を占めている計算になります。
法人税や申告所得税のように基本的に儲けに対して課税される税金と違って
赤字でも消費者から預かったものとして納税しなければならない消費税。
特に弱い立場にある中小零細企業や個人事業主さんにとっては価格に転嫁しにくくやっかいな税金であるといえます。。
(統計を見る限り)消費税は全納税義務者の2割の方が滞納されているそうです。
将来、10%まで消費税が上昇した場合、果たして何割の方が納め切ることができるんでしょうか??
特に中小零細企業に絞った場合、消費税5%で2割の方が滞納という事実を考えると、3割以上の方が滞納してもおかしくありませんね。
とりあえずコツコツと消費税の納税資金の積立てを始められることをおススメします.
熊本事務所 太田でした。
大成経営開発とは、東京都台東区東上野にある会計事務所です。
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